四面楚歌 2018 2 10

20??年、在韓米軍の撤退
20??年+1年、北朝鮮による朝鮮半島統一

 アメリカにしてみれば、朝鮮戦争を契機として、
「厄介な国とかかわることになってしまった」という
積年の思いがありますので、
未来において、在韓米軍の撤退は、あり得ることでしょう。
 中国から見れば、中国の技術力の向上によって、
「もはや、韓国レベルの製品は、
中国の企業でも生産できるようになった」と考えています。
 アメリカからも中国からも、
韓国の重要度は、大幅に下がっている状況で、
「北朝鮮による朝鮮半島統一」という可能性がやってくるのですが、
現状においても、韓国の国民の多くが、
北朝鮮の核兵器の恐怖に屈しているという現状が、
そういう可能性に拍車をかけていると言えるでしょう。
 このような厳しい国際情勢からすると、
韓国が生き残るには、日本を必要とするのですが、
韓国の「生きがい」は、「反日」になっています。
日本人の大半は、このような厄介な国とかかわりたくないと考えています。
(日本人の特徴は、我慢に我慢を重ねるが、
ある時、突然、爆発するというもので、
つまり、沸点に達するというもので、ここが中国人と違うところです)
 中国やロシアから見れば、
北朝鮮という緩衝国家の拡大は望むところですが、
北朝鮮の「暴走」は、怖いものがあります。
 核兵器による朝鮮半島統一は始まりにすぎない。
本当は、「高句麗」の再現かもしれません。

北朝鮮の野望 2017 2 26
 北朝鮮の核弾頭ミサイルというと、
標的が日本やアメリカではないかと連想しますが、
先に北京に向けて核弾頭ミサイルが発射されるかもしれません。
 これは、歴史を振り返れば、そういう可能性も否定できないのです。
大昔に、朝鮮半島には「高句麗」という国家がありました。
 位置的には、今の北朝鮮を中心にして、
北は、中国の東北部まで及び、
南は、朝鮮半島の南部まで及ぶという「大きな国家」だったのです。
 朝鮮民族(朝鮮族)というと、
朝鮮半島のみに住んでいると考える人が多いでしょうが、
実は、中国の東北部にも広く住んでいます。
一番多いのが、中国の吉林省、次いで多いのが黒竜江省となっています。
 「高句麗」の規模は、
今の北朝鮮と中国の(旧)瀋陽軍区の南半分が合併すれば、
ちょうどよい大きさになるかもしれません。
 「中国によって奪われた朝鮮民族の領土を回復するためには、
核弾頭ミサイルによって北京を脅すしかない」
北朝鮮の独裁者は、そう考えるかもしれません。
 北朝鮮は、情報が閉鎖されているので、
政治指導者が何を考えているか判断材料となるものがないので、
あらゆる場合を想定しておく必要があります。
独裁者の思考は、民主主義国から見れば、想定外の連続かもしれません。
 平時に有事を考えることが重要です。
いざ有事になってしまうと、誰もが異常心理になってしまい、
正常な判断ができなくなるからです。








































































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